成宗剣 稽古記

稽古記 2025年5月31日 第二回 〇〇先生指導稽古会

〇〇先生指導稽古会に、いつも以上の参加者があり活気ある稽古になりました。

〇〇先生のご説明の要点は以下の通り。今日からの稽古で取り組んでいきましょう!!

杉二小 新体育館 全体を使った稽古ができました。(いつもは余ってしまうので、反面を利用)


■ご指導いただいた要点
【全般】この場にでは、言われたことを素直に受け入れ表現できる素直さ、柔軟さが大切。

【素振り】振りが終わった際には体の運用※を行う。これにより、振ってお終いではなく気を継続させ、面を決め残心までを意識する。(※ すり足での前後左右等の足捌きを行い、その後発生をして面の打突を行う。

    体を前後に大きく進め、一本一本、ブシュ、ブシュと大人なるようにしっかり振る。

    左右面は、顔の中心まで切る意識で振る。

    全剣連では、振りかぶる際には刃筋に沿って行う。

【基本打ち】一足一刀からの打突は、足を引き付ける必要のない間合い。逆にこの間で左足を引き付けるのであれば打突の機会を提供することになる。目的を理解して稽古を行う。

      鋭く打つために左拳を前に出し、弦を額に当たるくらいに押した後、右手を押し出し、左手を引く。

      出鼻技では、攻めたのちそれに反応して出てくる相手の力(動き)を利用するのであるから、流れで慌てて打っても意味がない。相手の起こるところを捉えて出る。相手が出なければ、動かない。

      出鼻技で、最も重要なのは打突後にすぐに残心を取る。次への体の備え、格の違いを表現する。

【礼法時お言葉】面をつけるのが遅い人が多い。すぐにつけて備えを整え、なんでも一番を取る気概を持つ。

■稽古内容

【素振り】正面、左右面、前進・後退の面々、早素振り 各30本、面々は20本

【基本稽古】一足一刀の間合いでの打突(大きく、小さく鋭く)3本x5回、

      遠間から一歩間合いを詰めての面打ち 3本3回

      遠間から一歩間合いを詰め相手の竹刀を抑え剣先を外し面 3本x2回
      出鼻面 (3本x5回)、出鼻小手(3本x1回)

【地稽古】2分x10本

■基本打ち(一足一刀からの打突)と地稽古の様子

杉並 成宗(なりむね)剣友会

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