成宗剣 稽古記

稽古記 2025年7月26日 面打ち

4段審査を目指すMさんに向けた稽古を実施。参加者3名

■木刀による構えと動きの確認。

・先ずは、姿見を前に、構えの見直し。木刀の握り(五指の作用)、剣先の向き、高さ、左手を臍下に。正しい打突は、正しい構えから。(と、言いながら自分の構えも点検)

・次に、木刀による剣道基本技稽古法の基本1 面打ちを行い、始動は足から体を移動させながら振りかぶり、肩、肘、手首、手の内と連動させ打突する。速さでごまかさずゆっくりと振る。

 打突の姿勢で無理に押し出した右腕を左足の引き付けて左手、左軸中心に直し、上がっている肩を下げるため指先の作用を確認し修正。姿勢に変化があることを確認し、振った形が修まるように繰り返し確認。

■剣道基本技稽古法からの竹刀での打突への進化。

・剣道具を付けて、実際の打突につなげる稽古。まずは、すり足から。 とはいえ剣道具を付けると気持ちが前に出てしまい、姿見で確認したことをついつい忘れてしまいます。(私も同じ。言われたことを、体現できる集中力と柔軟性を持つのは至難の業です。)

・次に踏み込みでの面打ち。大きく打突の後、コンパクトで鋭く打突。 大きく振る打突は、コンパクトに鋭く打突することに発展していることを確認。竹刀が頭上にあるところからは同じ動作となることを目指し繰り返し稽古。(ある八段先生は、もの打ちの一点で打突する意識が大切と仰っていました)

・最後は、申し合わせで出鼻面で今日成果を確認。一気にすべてができるわけではないけれど、構えや体の移動が少し整った感じがありました。繰り返し稽古して少しずつ体になじませていくしかないですね。稽古あるのみです。

お疲れさまでした。

杉並 成宗(なりむね)剣友会

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